2019年1月17日(木)、奥多摩の三頭山に行ってきた。
↑都民の森側から見たところ。わかりづらいけど、頭が3つだから三頭山。
気持も新たに年も明けて間もない1月の平日なんだけど、ひどく人生が煮詰まっているというか完全に干上がっていて精神がヤバイので今日を投げ捨てて青梅線に飛び乗ったのだった。
ひさしぶりの奥多摩駅(※13日ぶり今年2回め)。そういや駅が工事中だったことに気付いた。
今日は奥多摩湖から南に向かうので、鴨沢行きのバスに乗ります。平日もバスは電車と接続していて便利なんだけど、わりと時間が無くてトイレ行くと置いていかれる恐れあり。
30分くらいバスに揺られて、小河内神社のバス停で降りると麦山浮橋の目の前です。
平日なので人は少なく、バスの乗客はグループ登山客が一組とソロが3人位。グループは泊まり装備で雲取に向かったようで、浮橋で降りたのは俺ともうひとり、2人だけで、案の定もうひとりの彼とは今日一日風呂までずっと同じコースでした。
時間は9時すぎだけど、余裕はあるのでのんびりストレッチしてから出発。
今日も天気が良くてありがたい。やっぱり気晴らしには青い空が良いです。
麦山浮橋、はじめて渡ったけどゆらりゆらりと揺れて良いですね。周囲には何もないけど、景色に変化があって一日のスタートに良い。
浮橋を渡り、1km弱車道を歩くと三頭山の登山道に着きます。手前にもうひとつ作業道の階段があり、そっちの方が道がしっかりしているから間違えないようにしましょう。
奥多摩湖から上がるヌカザス尾根はそれほど歩く人が多くないのか、(奥多摩のメジャーコースのわりには)さほど整備されている感じにはなっていない。取り付きが分かりづらいのと、この季節落ち葉が多いコースなので踏み跡未間違えないようにしよう。
何箇所か、山頂を目指すコースと違う方向にテープがある箇所があって道間違えた。
そこそこいい感じの急坂を登って、最初のポイントのイヨ山に着いた。979mだから、450mくらい登った感じですかね。
あまり体が温まってこなくてかなりのんびりだった気がする。その日の体調によって登る速さって変わるけど、たぶん今日はほとんど寝てないからだろうな。睡眠大事。
寝ないで走れる耐久レースの人とかってほんとすごいなあと思います。
でも、今日はほどほどに暖かくて気持ちがいい。この間も思ったんだけど、奥多摩は冬のほうがいいな。夏は林しか見えないし、暑すぎるからなあ。
イヨ山を超えるとようやく岩とかが見えてきて山っぽくなってきた。急な尾根ではあるけど、ちょっと登るとちょっと平坦があったりして息を付ける場所があるので、鷹ノ巣山の稲村岩尾根みたいにガシガシ登っていく感じは無いですね。
11時にヌカザス山に到着。バス停を出て1時間45分くらいだろうか。
この尾根からは、木々の間からずっと背中に奥多摩湖が見えていて視界は悪くないです。
誰とも会わずに歩いてたら、ここで先に登山客が数名うんせうんせと登っているのが見えた。「オツネの泣坂」っていうところかな?たぶんこのコースで一番急なところで、なかなか心拍上がります。
今日も荷物軽いので団体さんに挨拶しつつ先へ。ここを過ぎると、三頭山の頂上が見えて道もきれいな快適ハイキングコースになった。
山頂付近はザラメのような雪がうっすらと。日陰では足元滑るので今日もスニーカーな俺はそろそろと登る。
山頂直下の御堂峠に着きました。東西の山頂へは100mくらい。
ちょうどお昼前、バス停を出てから2時間半くらいだった。山と高原地図のコースタイムだと3時間半くらいなのかな?このあたりの近郊の山はコースタイムも長めに取られているのかな?
このあとは笹尾根へ向かうので、逆側の東峰を先に寄ってから、西峰で休憩にします。
中央峰のベンチでは休憩している人たちが。ひとりなので何にも持ってこなかったけど、やっぱり温かい飲み物とラーメンを沸かしているのはちょっと羨ましくなるね。山頂鍋大好き人間だから。
誰もいない東峰の展望台からは、大岳山方面と、つい先日歩いて降りた石尾根、それから東京方面がよく見えた。
引き返して西峰へ。広い山頂でコンビニおにぎりにします。
写真の左端に写っているのが二週前に登った鷹ノ巣山だね。
奥多摩の山はどれも区別が付きづらくてよくわからないけど、鷹ノ巣山は小高いのでよくわかるね。
雲取から七ツ石方面。
南西を見ると、今日も富士山がよく見えた。
三頭山からの富士山は、手前に三つ峠山と富士吉田の市街がよく見えて、ここが山梨であることを感じさせます。
おにぎりとパンを食べて、一息ついたら笹尾根方面へ。
朝バスで一緒だった青年がガッツリ鍋してたのでいいなあと思いつつどこまで行くんですか?と聞いたら、今日はもう終わりで都民の森からバスで帰るんですよ、と言う。
多分この時期都民の森までバス走っていないと思うのでその旨教えてあげたところ、えーまじすか?と言いながら撤収をはじめ、結局最後まで同じルートだった。
都民の森側には避難小屋があって、めっちゃきれいっぽかったので中を除いたら、めっちゃきれいだった。これは快適だわ。
笹尾根は1,500mの三頭山から20kmくらい離れた和田峠までゆるやかに下っていく道なので、おだやかなハイキングコースが続く。ハセツネカップの主要コースでもあるので、週末はランナーで賑わっているのだろう。
富士山を右手に見つつ、休憩エリアのある薪寄山まで下っていきます。
この先の峠で尾根道から離脱する。
温泉センターかわら版、だそうだ。
じゃあ、日が高いうちに降りるか。
ここからは渋い道を下っていきます。
14時15分頃に下山。ここから檜原街道まで10分位です。
東京の自転車乗りにとってはおなじみの道。
こっから都民の森~風張峠まではサイクリストのメッカだけれども、東京とは言え東側からだと行きも帰りも輪行になっちゃうんで足が遠のいていて、むしろ秩父方面に行くことのほうが多い。またちょっと自転車ルート検討してみようかと思う。
風呂着いた。
最近、至れり尽くせりなスーパー銭湯にハマっていたので河辺まで戻ってまた梅の湯に行こうかなと思ってたんだけど、先日行ったばかりなので今日はここでゆっくりしていこう。
はじめて入ったんだけど、こじんまりしているものの平日なので空いていて快適だった。土日はちょっと狭いかもね。
鄙びた雰囲気なのはぜんぜんOKなのだけれど、公共施設らしく若干謎の役場っぽさがあり遊び要素は無い。ビール飲んで2時間後のバスに乗ろうかと思ってたものの、やること無いのとレストランでビール無い(やめたらしい)ので移動を決めた。
ラーメンビールしたかったのだけれど五日市にはラーメン屋がほぼ無いということがわかり、諦めて途中下車を決意した。
武蔵五日市の駅までバスに揺られて1時間。
考えてみると、このコースだと歩いた時間よりも往復の交通のほうが長い。
昭島で降りて、永福町にやってきました。ちょうど永福町的なものが食べたかったのでちょうど良かった。
永福町大勝軒と言えば、会社のそばに「めとき」というおじいちゃんが一人でやっている店があって、そこが永福町系で一番うまいと思っていたのだけれど3年くらい前に惜しまれつつ閉店してしまい、それ以来食べてなかった気がする。
ワンタン麺大盛りにしました。
永福町の大勝軒といえばデフォルト麺2玉であり、大盛りを頼むのは死を意味する的なところがあると思っていたのだけれど、やけに大盛りを頼む人が多いなと思って見ていたらここの大盛りはそこまで大きくないっぽい。スープも比較的あっさりしていて食べやすかったです。
それでもやっぱり腹いっぱいだったけどね。美味しかったごちそうさま。
駅に戻ったらドンピシャで立川行きが来たのでラッキーと思って飛び乗ったら、事故があったらしく中央線が止まっていた。
上りだから余裕で帰れると思ったら、山装備で超満員の帰宅ラッシュで東京に戻ることになりました。さらに途中で一本後続の青梅線からの直通電車が特別快速に変更になって抜いて行った。
まあ、そういう日もあるさ。
バス停から浮橋渡って登山口入ってちょっと登ったあたりでロガーの電源入ってないことに気付いた(ありがち)。
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