サイスポ

DSC_6306 SNS界隈で話題になっていたので、思わず手にとってしまった。
図書館以外で紙媒体のサイスポを手にするのはいつぶりだろう。

最近、ロゴがモダンなやつに変わったと思ったら、モダンどころか1970年まで逆行して特別付録:サイスポ創刊号復刻版である。おっさんホイホイどころか下手したらじいさんホイホイまであり得る。俺よりかさらに15歳くらい上がストライクなのか、ネットで自転車ツーキニストの疋田さんがすごい勢いで懐かしい!と話題にしていた。
サイスポってたぶんこういう特集向きである。読者年齢層が高くて、かつ、かつて少年だった読者がおじさんになって戻ってきたみたいな層がコア層なはずだから。

特集が「じょうずな自転車の見分け方」なのは創刊号だからまあそうなんだろうなと思うけど、そうそう、サイスポは元々「サイクリング雑誌」だったよな。ランドナー、ニッカボッカ、表紙のほっかむりみたいなファッションが50年の歴史を感じさせる。

うわ~懐かしい!と思おうと思って読み出したものの、正直俺はさすがにそこまでベテランではない。全然まだ産まれてないし。でも、独特な言葉遣いやガリ版ぽい掠れた文字の感じに半分くらい「懐かしい」と思えたかな。

一部だけの復刻だけど、海外ロングツーリングレポート、サイクリングルートの紹介(今でも使えそう)といったサイクリング記事から、競輪、ロードレースの話題、勝てるギア比は、みたいなレース志向の興味まで幅広くカバーしていてなかなか手広い。今よりも商業感が薄くて趣味の手作り雑誌感があって面白かったと思うんだよな、昔のサイスポ。

記憶が確かならば、俺んちにあった一番古いサイスポは、4つ上の兄が6年生くらいのときに買い出したはずだから、当時俺は小学2年生、1984年くらいの号だったか。特集に「補給食食べ比べ」「プチ羊羹最高」みたいなシブイのがあり、それをやけに面白くずっと読んでいたのを覚えている。

それ以来、サイスポは10数年にわたって定期購読でうちにあり続けた。90年あたりからは購読者が兄から俺に代わり、高校卒業するくらいまで買ってたっけ(ちなみに兄はバイクの免許を取るとともに同じ八重洲出版のモーサイに乗り換えた)。でも、やっぱり中綴じになる前の、四角い綴じだったころのサイスポのほうがワクワクした気がする。

太平洋から日本海まで走るのが好きで、毎年「直江津集合!」というオフ会に参加させてもらってるのだけど、直江津まで走ろうと思ったきっかけはこのオフ会ではなくて、子どもの頃読んだサイスポで定期的な定番企画だった「東京直江津ラン」だ。今でもやってんのかしら、あれ。あの頃あれを読んで、うおーいつか必ずやろう!って思ってたんだっけな。

紙の雑誌、このご時世なかなか難しいと思うけどなんとか頑張っていただきたい。

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