相変わらず映画が好きで、相変わらず映画館にそこそこ足を運んでいる方だと思う。
2018年は生活がすっかり変わってしまってあまり気乗りがせず、すっかり映画館から足が遠のいてしまったな、なんて思ってたんだけど、それでも数えてみたら40回くらいは映画館に行っていた。
月3回くらいか。たぶん映画館が好きなんだと思っている。
自分の当初の予想に反して、気付いたらアニメ映画や特撮モノっぽい映画ばっかり観ていた(あとバーフバリとか、バーフバリ完全版とか、バーフバリ爆音上映とか)。
予想に反してというのは、なんとなく、俺という人間はしばらくはファミリーがいない小難しい映画を観に行きたいのかな、と思っていたからです。
実際、この前の年の暮れも何して過ごしてたかって言うと、大好きなシュガー・ラッシュの続編(シュガー・ラッシュ:オンラインのこと)をひとりで観に行ったり、

※ヴァネロペちゃんノート買った。お洒落すぎる。俺はディズニーの映画の中でシュガーラッシュが一番好きなんだよ。
観終わってまだ時間があったので何かもう一本観ようと思ったところでちょうどやってたライダー映画観たり

※ひとりカラオケ、ひとり焼き肉と余裕ですがひとりライダーの実績解除。周りは似たようなおっさん多かった。
さらには、数日後に同じ映画館で超ブロリー観たりして過ごしてました。

※ひとりサイヤ人。ちなみに最高でした。DB映画で一番じゃないだろうか。なお内容をひとことで説明すると、「ずっとバトルしてる」以上。
遠い遠い昔、習い事でいつも忙しい長女が不在でひとり家にいることが多かった息子を連れ出してちょくちょく映画館に行くようになってから、子どもと一緒に楽しい映画を観に行くというのが自分の生活の一部になっていたことに気付いた。最初は子どもが観られる映画ばかり選ぶ自分に戸惑うこともあったけど、思い返すとそれが不満や不自由だと思ったことは無く。
気付いたら彼も成長して俺が大好きなSF映画なんかも喜んで語れるようになって、マッドマックスとかブレードランナーとかをワーワー言いながら観られるようになったのはとても嬉しかったな。
やがて彼らはさらに成長して親よりも忙しい年頃になり、映画館へもパタッと行けなくなった。ていうか、俺がそんなこと言ってる場合じゃないね、みんな受験やなんやかんやで大変だよ。
そんなこんなで、2017年の年末を境に、またほとんどがひとりぶらりの映画生活が戻ってきたわけです。なので、俺はきっと小難しい文芸作品とかヨーロッパのサブカル映画などの単館ものを観たりするのだろうかとか思ったんだよ。
しかし実際に渋谷新宿のミニシアターや名画座に足を運んでみると、どうも乗りきれない自分がいて、かつてそういった映画館へ足を運んでは興奮してウンチクを読み漁っていた、20代のサブカルクソ野郎ではない自分がいたりするわけよ。
つっても、それはおじさんになって感性が変わったとかそういうことではなくて、映画館に行く動機や理由が「映画観に行くぞ!」って気合を入れていくというより、空いた時間ぶらっと映画観たいとか、息抜きしたいとかそういうシーンであることが多くなったということもあるし、何よりも、映画を観に行く俺自身が少年、ていうかガキそのものであったということに、結果的に気付かされてしまったんだよな。少年を映画に連れて行っていたっていうよりか、俺が連れて行ってもらっていたんじゃないかとすら思っている。そんなダメおやじ、いませんかね?
・参考:どうしようもなく眠かったんだけど家がバタバタしてて寝られなったから眠れる場所を考えた結果観た映画の例(失礼、噛みました)

※阿良々木くんのクソ長い語りでいい感じで寝てもいいやと思って行ったけど思いの外良かったので結局ちゃんと観ました。
息子(受験生)と映画館に行かなくなってから、どうも一緒にウォー!とか盛り上がったパシリムだったり、ウォー!と盛り上がれそうなレディプレーヤー1の宣伝なんかを観ては、観たかったな、魅せたかったなとか思ってしまったりしてどうもだめですね。回り回って結局アニメや特撮映画ばかり観るおひとりさまになっていたり大きなお友達になっていたりしていたわけです。

意味もなくお土産にパンフレットたくさん買っちゃったりとかしてね。
それを避けるという行動パターンとは逆で、子離れできない父親とかって言うのともたぶん違くて、要するに自分自身元々アニメや特撮が大好きなもんで、アニメや特撮ばっかり観ていたと思うことにした。それに、誤解を恐れずに書くと、ライトに観られる作品が多くて気楽だったんだよ。疲れてたんだろうな、たぶん。そうだよ。はい。
そう言えば、仮面ライダーってあるじゃないですか。うちはもうだいぶ前に(本来の)ストライク世代では無くなってしまったんだけどね、うちは平成ライダーだとディケイドとかWあたりですかね(いや自分自身は自分の少年時代からずっと世代なんですけどそれは置いといて)。
新しいライダー映画が平成最後のライダーまとめ映画みたいな宣伝しててテレビでもディケイドとか出てたんで息子とその話で盛り上がったりして、「父さんちょっと観てこいよ、俺行けないからさ」とかって言うから行ってきたんですけどね。

※いや、泣いたよ、泣いた。泣くわ。人生って短い。あっという間だよ、クソが。
戦隊やライダーが大好きだった少年時代も、我が子とライダーを観て一緒に盛り上がった時間も、一瞬で飛び去って行くんだぞ。これからの若者は覚えておけよ、今の俺にできることなんか、東陽町にあるてつをのステーキ店でハンバーグを食べることくらいだ。
それはそれとして、2018年は素晴らしいアニメ映画がとても多くて、それは別の記事に書こうと思う。
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