Xperia Rayを復活させた

ガジェットネタその2、微妙に古いAndroidスマホを現役で戦えるようにする。

捨てられる運命のXperia Ray(2011年に出たソニーのちっちゃいやつ)を救出したので、これで遊ぶことにする。

※(いちおう)こちらも仕事関係経由の機体だけど、正当な手続きの上で取り扱ってますんでリアル関係の方へは一応念のためm(_ _)m。

▼これ。導入する環境はLegacyXperiaってとこのcyanogenmod11(4.4.4)。Xperia使いの人達にとってはベタベタの定番カスタムROMで実績やレポートも沢山あるので細かいことは他所様をググ(ry

 

【機体のこと】

・Xperia Ray SO-03C。2011年の夏モデル。

・すごくちいさい。

・シングルコアの当時としてもロースペックなモデルだけど人気あったのでタマ数も情報も多数。Android2.3世代のXperiaはブートローダーアンロック可能なので2015年現在LolipopまでカスタムROMがある。

性能的には2010年の初代GalaxySや、Rayのちょっと前に出たArcやその後に出たAcroと同じくらい。いい機体だけどRAMは512MB、空きROMは400くらいしかないのでそのまんまでは2015年時点ではGoogleツール群だけでいっぱいになってしまって現実的には常用しづらい。

ちなみに俺はAcroHD(SO-03D)を2台持っている上に現在の会社機が(爆熱)Z4(SO-03G)なので偶然手元にSO-03だらけだ。AcroHDはとても完成度の高い機体で今でも全然常用できるけど純正ROMしか焼けないので頑張っても4.1.2までしか行けない。なお今使ってるZ4はとても熱い(物理)機体だ。熱い。超熱い。ひどい。
というわけで、なぜか4年半も前のRayが一番最新の環境に行ける機体ということになっていたりする。

【いじる方針】

・鉄板な手段でroot取ってカスタムROM導入。高速なSDカード入れてパーティション切り直してmount2SDでROM増やす。
OSは5系列まで出てるけど、歴代Androidの中で4.4がもっとも軽量安定で古い機種には一番だというのを実感しているので4.4がベストだと思われる。
mount2SDってアプリは知らなかったんだけど、Link2SDとほぼ同じものでCM11環境ではこっちのほうが安定するという情報があったのでそれに従う。

・スペックは低いけど、例えば格安SIM入れてメッセンジャーと050電話だけ使えるようにしておけば、例えば連絡用に子どもに持たせるとかならむしろできることが限られる分高性能な最近の機体より安心だし、ガラケーよりずっと安い。ヨドバシWirelessgateの480円SIMとかでも十分だ。素晴らしい。
※まあ実際にはこれは子どもに持たせるわけじゃないけど。

 

【手順】

以下、やったこと。詳しいところは(ry

  1. 事前準備
    ・お約束のようにバックアップを……と言うべきなんだろうけど、今この世代のXperiaは何かやらかしてもソニー純正のPC Companionでどうにでも復活できてしまうので安心安全。容赦なく作業できる。純正FTF(XperiaのROMの元ファイル)も簡単に手に入るし。
    ・速いmicroSDを用意。今回は手持ちが無かったので一通り作業が終わったあと、後日あきばおーでサンディスクのClass10の16GBを買ってきた。380円だった。安すぎ。
    ・AndroidSDKとかADBが通るPC環境が用意されていることが前提。この1年でいろんなスマホのROMを焼きまくったから何も考えずに手元のPCでそのまま作業した。
  2. ブートローダーアンロックする
    ・海外でいくつかXperiaのブートローダーアンロックしてくれるツールを提供しているところがある。Wotanってところを使った。有料7.99EU、円にすると1,100円くらい。Paypalで支払うとすぐ使える。
    ・親切な動画マニュアルを見ながら本体裏のスイッチ回路に曲げた針金片手におまじないしてツールを走らせると一瞬でアンロックできる。失敗しようもない。
    ・SIMロックも一緒に解除されるのでドコモショップに行ってSIMロック解除する必要はない。
  3. テキトウな純正海外ROMを入手して焼く
    ・この手順が必要なのかどうなのかよくわからなかったんだけど、ドコモROMの2.3でカスタムリカバリを導入する手順があるのかどうかもわからない。一旦アメリカ版Rayの4.1をFlashtoolで焼く。この時点でこの機体はSO-03Cではなく海外版ST18になる。
    ・詳しいやり方は先人の情報が沢山いるので省略。
  4. root取る。
    ・2011年のXperiaのroot取るツールを入手してサクッとroot化。この時代のXperiaのroot化ツールは沢山あるのでおこのみで。アプリのやつ、バッチのやつ、ターミナルから、どれでもOK。詳しくは(誰かの)Webで。
  5. カスタムリカバリ導入。
    ・この機種に合ったClockworkModを探してきて導入する。必要なものはすぐ見つかったけど、最新版のcwmはすんなり入らずちょっとだけ苦戦した。結局、少し古いOS用と書かれたやつを導入したけど問題なく動作する。
    ・詳しくは
  6. カスタムROM(LegacyXperiaのCM11)を焼く。
    ・探してきてcwmでzipから焼く。
    ・gappsとか必要なものも一緒に焼く。

  7. あっけなくAndroid4.4に生まれ変わったRayが立ち上がる。
    ・おめでとう。
  8. mount2SDを導入するために下準備する。
    ・WindowsパソコンでおなじみEaseUS Partition Masterを使って買ってきたSDカードをパーティション切り直す。領域はプライマリにすること。俺は安定重視でext2にした。
    ・パーティションの切り方は色々考え方あると思うけど、Windowsから見る場合プライマリは先頭のパーティションしか見えないので、データ領域をPCで開く場合も想定してROMにする領域は2番目のプライマリにした。そんないらないけどたっぷり4GB。これだけあればROMで困ることは無い(っていうか、そんなアプリ入れたらRayのスペック的にムリ)。残り10GBちょっとの先頭パーティションをFAT32にしとく。
  9. mount2SDを導入
    ・これがアプリ入れるだけではうまく動かずちょいと苦戦。
    ・このバージョンのAndroidではアプリ側のインストーラーがうまく走らないらしく、systemに展開されたインストールファイルのzipを一旦rootエクスプローラとかでデータ領域に移し、cwmで焼く必要があった。
    ・導入できて以降は何の問題もなく快適動作。速度も問題ない。サイコー。
  10. セルスタンバイ問題対策
    ・Xperia関連で有名なセルスタ対策パッチをありがたくいただいてきて導入。これはAcroHDでも何度もやってるから簡単……
    ・と思ったら起動ループしたり黒画面停止したりして「ここまで来てか!?」と一瞬びびる。
    ・cwmで各種キャッシュをクリアしまくって何度かチャレンジしたところ起動に成功。以降は快適動作。

以上。けっこう時間かかった。全部合わせると3、4時間かかったかもしれぬ。
けど、本当に拍子抜けするくらい普通に快適に動いていて、全然普通にまだ戦えるかもっていう感じ。小さくていい機種だ。

 

 

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