古いAndroidタブレット(Acer ICONIA A500)を使えるようにした

2011年の秋に会社で購入したものの、誰も使わずに眠っていた上に日本公式ではずっとOS3.2のままで今さら検証機にも使う用途が無いなんともビミョーなタブレットが手元にある。

AcerのICONIA A500というモデルで、CPUはTegra2で、ACアダプタが専用の別体式だったりと今見るとスペックもビミョーだが、当時は海外では結構売れたモデルだと聞いている。

もったいないのでふと思い立ってカスタムROM焼いた。

TegraOwnersというサイトに行くと今でもわりとさかんにROMが公開されていて、Android5.1まで揃っている。情報も豊富だ。

Forum TegraOwners • TegraOwners Community Nvidia Tegra2 Tablets, Phones – ROM, Apps,
それほどパワーのある機体ではないので、例によって4.4のROMにした。
焼いたROMは、OmniROM 4.4.4 A500/A501 – V23.1 FINAL! というやつ。
以下、手順。

  1. root化+カスタムリカバリ導入
    まずはROMを焼けるようにするための下準備としてカスタムリカバリを導入しなければ話が始まらないのだが、この機種はこれらがWindows上から一気に導入できるイメージが出回っている。便利。何も考えずこれを使う。
    ↓これ
    root-3.2.1-V4.7z
    使い方は、
    ・解凍すると中にある「DotNetDetecter.exe」を実行。
    ・途中、CPU IDを聞かれるので確認して入力する。CPU IDは、解凍ファイルのTest/test.cmdを実行すると確認可能。表示された文字列の先頭に0を加えたものを入力すればOK。
  2. 日本エイサーのサイトから、A500のドライバを取得してインストールしておく。
    日本エイサーサポート|アップデート/ユーザーガイド
  3. 必要なファイルを揃えてmicroSDにコピーしておく
    以降使用するイメージは全て先述の「TegraOwners」で入手可能。
    ユーザー登録(無料)しないとダウンロードリンクが出てこないので適当に登録する。なお、1.のROMで導入されるのはCWMの1.5なのだが、このバージョンではAndroid4.4が導入できないため最新版に更新する。現時点の最新CWMは1.8.1となっているが、残念ながら1.5⇒1.8.1は直接更新できなかったので、中間のバージョンを一回経由する。(1)Touch Recovery v1.7.3をダウンロード
    Forum TegraOwners • View topic – Touch Recovery v1.7.3  ⇒update-recovery-thor2002ro-rev1.7.3.zip(2)Touch Recovery 1.8.1をダウンロード
    Forum TegraOwners • View topic – Touch Recovery 1.8.1
    ⇒update-recovery-TO-rev1.8.1rc8.zip
    (3)好みのROMとgappsをダウンロード。
    上記サイトの「Android」のところに行くと色々ある。今回は先述のとおり以下のROMを導入した。
    Forum TegraOwners • View topic – OmniROM 4.4.4 A500/A501 – V23.1 FINAL!
    ちなみに、このフォーラムのダウンロードリンクから、ROMと一緒にオススメのgappsも一緒に落とせるようになっている親切設計。
    -OMNIROM-4.4.4-Tegraowners_ROM_v23.1t1.rar
    -gapps-4.4.4_a50x_TO.rar
    の2ファイルをダウンロードして展開しておく。

    (4)USB経由でPCから4つのファイルをmicroSDにコピーする。
    ※ドライバが当たっていれば本体メモリだけでも問題ないが、wipeするとき面倒なのでmicroSDのほうが取り回しが良い。
  4. カスタムリカバリをアップデート
    下準備としてCWMを最新版にする。

    (1)音量キー左を押しながら電源ONするとCWMに入れる。(2)バックアップ取りたい人はお好みで。

    (3)「install from zip file」から、update-recovery-thor2002ro-rev1.7.3.zipをインストールする。
    (4)続けて、「install from zip file」から、update-recovery-TO-rev1.8.1rc8.zipをインストールする。実行ファイルの配置先などの選択肢がウィザードで出てくるが、全て標準のままでOK。
    ここまでやって、CWMのバージョンが1.8.1になっていればOK。
  5. ROM焼き
    いよいよ本番なので項番を分けているが、実際は前項から流れ作業でそのままやって問題ない。

    (1)まずはWipe data (factory reset)しておく。(2)「install from zip file」から、OMNIROM-4.4.4-Tegraowners_ROM_v23.1t1.zipをインストールする。インストーラーが起動するので、しばし待つと初期設定のウィザードが出てくる。
    選ぶオプションは以下のとおり。
    -wifiモデルなので、「No 3G Support」的な選択肢を選ぶ。
    -カーネルバージョン等の選択肢が出てくるがとりあえず全て標準でOK。
    -ランタイムはDALVICかARTか。どっちでも問題ないけどせっかく4.4なのでARTにした。
    -追加のドライバなど。標準のままでOK。

    (3)Finishしたら同様に、gapps-4.4.4_a50x_TO.zipもインストールする。
    (4)おまじない程度にWipe data (factory reset)しておく。
     
  6. 完了
    Omniの起動画面が終わり無事起動すれば完了。マシンスペックのせいか初回起動は10分近くかかるので、止まった?と焦らず待つこと。
    ・あとは通常通り初期設定すればOKだけど、タイムゾーンなどの地域設定は自分で行う。フォントは最初から日本語フォントが入っているから安心。
    ・gappsは最小構成なので必要なものはGoogle Playから導入する。
以上。
カスタムリカバリ導入済みのイメージがあるのもあり、グローバル端末の中でも最高レベルに簡単にカスタムROMが導入できる。実質作業時間はダウンロード含め1時間程度だった。標準イメージも簡単に手に入るので、壊してしまっても心配ない。

使い心地は良くも悪くも無く極めてふつーのタブレット。古いから性能は良くないけど、ネット閲覧端末としては何の問題もなく使えると思う。

アップデートによって長く使えるというのは良いことだ。本来は公式がこうであってほしいと思う。

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