直江津集合!2013(往路:Day1)

検索でいらっしゃった方へ

なぜか、「直江津集合!2015」を検索してこの記事に来られるアクセスが多いようです。

この記事は2013年のものです(しかも途中で放りっぱなし……)。

2015年の記事はこちらです。

あぁ、湘南の夜は更けて」のmasaさん主催の「直江津集合!」オフに初参加してきた。

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日本の、関東の自転車乗りにとって、直江津っていうのは昔から特別な場所なんだと思う。

直江津と言えば直江兼続・・・ではなくて上杉謙信か、が一般的なイメージなんだと思われるけれども、

俺が子供の頃初めて直江津という地名を知ったのは、確か小学校3年だか4年だかの時に、兄が買ってきたサイクルスポーツの特集に「直江津ラン!東京から日本海まで一気に日本横断!」みたいな企画があって、それを読んですごいなあ、大人になるとこんなに走れるのか、僕も大きくなったら直江津まで走ってみよう、って思ったのが間違いなく最初だったはずだ。

※ちなみに、サイスポの「直江津」はそれから25年以上経った今でも名物企画として4年に一度くらいやってたと思う。葛西から直江津まで330km、今となってはそれほど自転車にとって無茶な距離じゃないってことを知ってしまったけれども、それでも毎回なかなかワクワクする企画だ。

同じ頃、糸魚川ファストランが有名になったり、何ていう番組だったか忘れちゃったけど、中学生が一人で大変な思いしながら雨の中日本海までサイクリングするっていう2時間ドラマをテレビでやってたりして、ますます子供心に直江津という地名が憧れになったんだった。だから、自分の中では東京から直江津までノンストップで一気に走る、っていうのが、サイクリスト初心者から中級者になった証みたいな気がして、今でも特別な場所というイメージがある。

人気自転車ブログである「あぁ湘南」を知ったのは、ブログが一般的なものになったすぐ後、2005年のことで、その頃流行っていた「ブログランキング」でいつも3位以内に着けていてよく読んでいた。毎日片道50km自転車通勤したり、おもむろに200kmも300㎞も走り続ける日々を軽妙な文体で綴っていて、文章もとっても面白く、それ以降8年もただのROMとしてウォッチし続けた。

そのブログのいっちばん最初に書かれている、「何で自転車に乗ったのか」というカテゴリに1つだけある記事がとても好きだ。

何で自転車に乗ったのか(1)

そのmasaさんが「直江津集合!」という、ただ直江津で集合して夕日を見るだけ、自走であればどう向かっても自由、という素敵なオフ会を始めたのは2007年のことで、それを読んで自転車好きがおもむろに日本海を目指す姿がとても自然だと思ったし、面白い人たちがたくさんいるんだなーなんて思ってた。そのオフ会も、2013年でもう8年目になるらしい。すごいことだ。

俺はただの非コミュなネットウォッチャーで、すごいな、楽しそうだなと思いながらそのイベントのブログを楽しませていただいていたのだけれども、このブログのファンだ、と公言し続けていたら、ありがたいことにそのmasaさんご本人からオフへの招待をいただいた。とても嬉しかったので、行きます、と返事した。初参加だけど、とても楽しみだ。

【DAY1:2013年8月23日(金)】

DAY1、とわざわざ書くのはもちろん複数日かけて行こうと思っていたということだ。

はじめは一日で一気走りで行こうと思ってたんだけど、休みが溜まっていてオフ会前日の金曜日に休みが取れたので、ちょっと余裕を見て走ろうかなということにした。

オフ会は初参加だけど、直江津まで走るのは初めてではなく、直近では4年前の秋にひとり葛西臨海公園~直江津をやっている。

その時は夜中に出て碓氷峠経由の最短ルートで直江津まで走り、仮眠だけとってその足で292を引き返して渋峠を登り自走で帰ってくるという、アホなのかアホであるプランで向かっており、帰路の渋峠途中でヒザをやってしまい国道最高地点に着いた頃に既に2日目の日が暮れるという、もったいないやら自分のあまりの体力の無さにうんざいするやらのほろ苦い思い出が残っているため、今回はリベンジの思いも込めて、余裕をもって金曜日の昼のうちに出発し、行きで渋峠を登って日本海に降りるというルートを取る予定にした。

※正直なところロード系、ブルベ系の人ばかりが集まる場所に行った経験が殆ど無かったので、みなさんガチ勢で渋峠経由じゃないと駄目なんじゃないかとか、カーボンじゃなきゃ駄目なんじゃないかとか、好き好んでティアグラ使ってる人なんていないんじゃないのかとか、そういうまったく無意味な心配をちょっとしていたのもちょっぴり本当だ。あと、バックパック背負ってたら恥ずかしいんじゃないか、とか。

P8235672俺のツーレポは、ロングの場合だいたいお約束のように本気度を表すために薄皮の写真から始まる。

今回は、妻が「このどら焼きも持って行きなよ、賞味期限切れてるから」と、とてもすばらしい心遣いをくれたので、あんこは万全。

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12:00 出発。足も無いので予定よりだいぶ早く出たゆっくりのんびり参りますよ。

いきなり全然旅立ち感の無い写真イン。

今から出るよ、と近所のスーパーの中にある本屋さんでバイト中の妻に連絡を入れたら、「これから昼休みだからパン買って来て」と言われるの巻。レーパン男、パンを買ってダイエーへ。

今回の装備は前日木曜日に揃えた。ものすごく迷った(と言っても1日)のだけれど、今回は手ぶらで往復乗り切ることにした。

ふだんはキャンパー的発想でなんでも積んでくことが多い俺なのだけれど、ベテランローディーがみんな「バックポケットだけっしょ」みたいな感じだとちょっと恥ずかしいなとか全然要らんことを考えてしまったのだ(結果、当然のようにそんな心配は全然要らんかったのだけれど)。

天気予報はどう考えても悪いとしか言いようが無いくらい明らかに雨、それも大雨を示していて、山カッパを持って行こうかどうしようか散々悩んだ結果、街道だし、今8月だしなんとかなるっしょ、ということで100円ビニカッパだけ持って半袖ジャージのみで家を出た。まあ、結果失敗だったけど。

装備は普段通りの通勤仕様に、モンベルのフロントバッグとペットボトルホルダーだけ追加。追加の持ち物は着替えのみ。



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今回のコックピット。基本ふだんとそんな変わらない。

フロントバッグにM-241、スマホ。ライト2灯をスペースグリップに移動。絶対1日でずり落ちてくるの確定だけど、まあいいや。今度時間があるとき、上手い組み合わせを研究したい。

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13時、葛西臨海公園着。

ご多分に漏れず、東京湾にタッチするなど。

公園には誰もいない。風強し。

気象警報がけたたましく鳴り響くなり。

まあ、なんとかなるだろ、と思い気楽にGO。

まずは荒サイを熊谷まで行くよ。

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と思いきや、自宅から65km、上江橋の山田うどんでいきなり吸収。はらへった。

荒サイで、”強風”(ハードラック)と”踊”(ダンス)っちまったんだよ。いきなりのストップ。ていうか、葛西を出てすぐから既にパラパラ来ている。天気不穏すぎィィ。

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ガチで降ってきたー!!あかんあかん。

写真、後ろがボケているのは写真的な意味でのBOKEでは無く、滝のような雨である。

鴻巣あたりですでに100円カッパ死亡。一体どうなってしまうのかー!(どうもならない)

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というわけで、荒サイの時点で既に大幅ディレイである。

あまりのTMレボリューションっぷりに全然進まない。懸命に踏んでもメーターは20km/hとか指していたりする。

荒川水道橋のあたりですでに日が暮れた。やれやれ。

でも、こうしてる間にも同じように直江津を目指している人たちが50人以上もいるんだよなー。ひ と り じ ゃ な い と別府史之選手のアイコンなどが頭をよぎるな。すごいことだなー。

熊谷。日本一暑…くNEEE。雨YABEE。前見えNEEE。いやー、自転車ってエクストリームだなあ!自宅から100km。まだまだ先は長いよ\(^o^)/ at ファミリーマート 熊谷万平町店

熊谷。日本一暑…くNEEE。雨YABEE。前見えNEEE。いやー、自転車ってエクストリームだなあ!ようやく自宅から100km。まだまだ先は長いよ\(^o^)/

あまりの大雨に少しでもショートカットしたいと思っていたら、熊谷の先で一瞬雨が弱まったので、前橋まで17号バイパス(上武道路)を選択。

この道は本当のトラックバイパスで、自転車で通るたびにエスケイプできないわダンプばかりだわ路肩は無いわで後悔するのだ。毎回、バイパスじゃない17号旧道で高崎を回った方がいい、って反省するんだけど、もうホントとにかく先に進まなきゃならん、と思いこっちへ。

だが、やっぱし路面は悪いしダンプすごいしでちょっと後悔。

そして、やっぱりまたガンガン降ってきたー。

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時すでに20:30。またも腹減って、体が冷えてどうしようもない、と思っていたところで街道沿いのラーメン屋に吸収。

今8月ですよね?寒いんだけど。。

つ、つらい。とりあえずガッツリ食うよ。

外は大雨、予定より既に思いっきし遅れ。妙につかれたー。この時点で、今から雨の夜中に草津へ上がるのはかなーり厳しくね?と大人な思考が芽生える。

そんなこんなで、このラーメン屋で大ストップ。

まあ、こういうこともあるから自転車って面白いよ。うん。



パンクなう。

前橋、22:50 パンクなう。

Facebookで「踏んだり蹴ったりだね!」と応援をもらう。

ま、自転車はパンクするし、特にこんな大雨でジャリジャリの路肩走ってたらガラスだって刺さっちゃうよ。

この時点でちらほらオフ会参加と思わしき(リアルではあったことが無いけど)フォローの方々の動向がネットで伝わってくるようになる。やっぱりみなさん、めっちゃ速い人ばっかだな!俺のろいよー。

いやー、下ろしてたのPRO3がすでに穴ぼこだらけである。見栄張って良いタイヤ履いてくるんじゃ無かったよ。と言っても、雨だとわかっててもタイヤ交換してきたと思うけどね。

その後、ひとまず渋川の353分岐まで走ったのだが、その時点で0時を大きく回っていて本気で真っ暗。

そして、気温18℃。えー、今8月じゃないの!?寒いんですけど!!

というわけで、身の危険を感じてあっさり折れるなり。無理は禁物なり。

いかんせん、服を持っていない。服大事!そして妙にねむいなり。

渋川まで走ってきてしまったので今から軽井沢へは向かいたくない。

17号をそのまま進む。

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えーっと、現在地。。想定外の、沼田。

自転車フジロッカーにおなじみ沼田健康ランド。休憩っていうか風呂入ってちょっと仮眠した。

三国峠から行きます<(_ _)>

とFacebookにアップすると、まだ見ぬmasaさんからコメントがついた。どうやら今回悪天候のため素直に最短の碓氷峠を選択した人が多く、三国峠は俺一人の模様。誰にも会わないが50人ものまだ見ぬ自転車仲間が一緒に走り続けるオフ会はまだまだこれからが本番。

↑ はっはっは、思いっきりストップしまくりのグロスとは言え、AVGwwww

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