madogatari展に行ってきた

あまりに好きなもんで、思わず行ってきた。

シャフト40周年記念、マドガタリ展。場所はアーツ千代田3331。

3331に行くのはここが出来てわりと日が浅いときにやっていた大友克洋展以来だ。

その時、旧練成中学校をリノベーションして作られたこの施設をえらい気に入って(大友展の内容もすごく良かった)、また行きたいなあと思ってたから、それで行きたいと思ったのもある。

物語シリーズもまどマギもすごく好きだし、そもそもアニメ好きではあるんだけれど、それらの内容とかについては諸兄に譲るとしてここでは特に書かないです。展覧会についての感想をば。
なお、ほむら派です。なお、ガハラさん派です。

以下、子どものころからアニメは好き、と言いつつもたぶんその道の人たちからはニワカと言うか普通の人というか門外漢であろう俺であるので、あくまでも展示の趣旨と求めているものが合っていない勘違いファッションサブカルおっさんの感想ということでひとつ。

・チケットが売り切れになったとのことで、会場は大盛況だった。
原画展示だけではなくて手の込んだ案内ムービーがあったりして見どころは十分あったと思うし、ファンは満足したと思う。

・そもそもアニメ制作スタジオであるシャフト社の展示会であるのでよく考えてみたら当たり前っつーかそりゃ求めるものが違ってるよなあ、と自分にツッコミを入れたんだけど、展示は人気シーンの原画と絵コンテがほとんどであって、それ+映画の予告編とまどマギ次作のコンセプト映像を流してファンが溜飲を下げるようにする、という構造。

・俺は両作のTVアニメ作品の枠を超えたアートワークとか空間デザインとかそういう美術的要素と技術にいたく感心してこの作品の展示なら行ってみたいなと思った筋なヒトだったので、そういう文脈で言えば(勝手に)ちょっと肩透かし感が。

・正当なアニメファンの勇者、猛者からすれば「帰れ!居ね!」となってしまう話かもしれないが、俺は「火憐ちゃんがハミガキするシーンはこうやって生まれたんだよ」的なやり取りにはあまり興味が無いらしく、もうちょっと世界観の設計とかコンセプトをミュージアム的に解説する展示があれば展示の価値が高まったかもなあ、とは思った。美術館員ではなく忙しい制作戦士が手作りした展示なんだから無茶言うなというのはあるかもしれん。

・過去たまたま同じ会場で前に見た大友展が原画展だと言ってたくせにその原画群自体がとんでもねぇ神の創りし品々だったという記憶があったせいかも。でもそりゃAKIRAと比べるのはあまりにもあんまりというものか。

・個人的にはシュールレアリスム好きなもんで劇団イヌカレーとウエダハジメさんの作品が沢山見られるといいなあ、と思って行ったんだけど、よく考えてみたらそれなら各々の個展に行けよ制作会社に言うなよっていうことかもしれん。

 

客層は幅広くて、若い人もわりと年配の人もいたし、アニメファンも美術ファンぽい人も、俺みたいなふつーのおっさんもたくさんいたし、ああ人気あるんだなあ、キャズム超えしたんだなあ、市民権を得たんだなあという感じはあった。

でも、多くのお客さんもスタッフの誘導も展示はほぼスルーさせて予告映像に人が集中していたりして、なんか調子が狂うなあ、っていう感じもあった(ぼやっとした書き方ですが)。まあ、展示の趣旨、内容からすれば正しいことだと思うけれども。

でも、なんだかんだ言ってチケット代の元は取ったし行って良かったと思える程度には楽しませていただきました。

グッズ販売とかも充実していたし、アニメの制作過程を見て楽しめるコアなアニメファンや、「この原画はXXさん、このコンテはXXさんが関わっていたのかー」みたいなハイコンテクストな付帯情報を興味として消化できる業界人、レアイベントのプレミアム性に価値を感じられる人は十分に満足できたのではないでしょうか。

ということで、一見のシロウトとして「展示会」のレビューを書きましたが、展示そのものに関する論評については詳しい方にお譲りしますです。

そんな感じです。

 

 ▲戦利品を会場前でおもむろに広げる不審者(38)の図。

マンションのお友達家族へのお土産です。右のはチーズケーキと金太郎飴。

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