Vitesseのフレーム破断に関する考察と、思い出。



俺の相棒、ありがとうDAHON Vitesse(2003)
昨日12月8日火曜日、21時。いつもの愛車で家路についてすぐ、神楽坂上。 俺のメインマシン、2003年式DAHON Vitesse。最高の...

これの続き。

で、こっちは淡々とした考察。
って言っても、まあ、このタイプの自転車でこれだけ乱暴な扱いでこんだけ乗っていれば十分このフレームは任務を全うしているとしか言えないんですけどね。


俺のビテス君には塗装が無い。DAHONマークも無い。

入手した時点でステッカー類は剥がされていて、雨ざらし放置されたらしく錆だらけクレーターだらけでボロボロだったフレームを、1ヶ月くらい掛けて毎日仕事から帰っては手でバフがけしてポリッシュしたのです。



さて、破断のこと。

上の写真を見ると、トップチューブ付け根からビシっときれいに割れている。もうこんなのどうしようもない。

ただ、ここがこうなることははじめてこのフレームを見たときからなんとなく想像がついていて、これはもう構造的に応力が集中するフレーム形状なのは目にも明らかだと素人目にも思わざるをえない。

疲労蓄積が避けられないアルミでこの設計にしてしまったのは欠陥とまでは言わないまでも、ある意味折れないほうがおかしいっていうレベルではあります。


これが、我が愛機ビテスD7の2003年式。俺のビテス君は我が家にやってきた時点でごみとして廃棄されるところだったものなのでこのピカピカ状態を見たことはないけどね。

※なおアルミでこの形状のフレームが出た一番最初のモデル。クロモリのSpeed、アルミRe-barのヘリオスの方がもうちょっと古くから存在している。

このフレームは最初の年の時点で「なんかやばい」とDAHONの人も思ったらしく、次の2004モデルではトップチューブ位置が若干高くなり、さらにその2年後の2006年モデルではあからさまに「これ問題」対策の補強が入った。


これが2006年モデル(俺、このNeosディレーラーとワンピースハンドルのモデル嫌い)。

はい。破断があったんだろうな。

(2009年)

まあ、俺の体重が軽いとは言え、ほぼほったらかしで25,000km近くを走り、大荷物を載せたり、(大きな声では言えないが)小さい頃の息子をフレームの上に乗せて走ったりととんでもない扱いしながら2015年の暮れまで走り続けた俺の愛機が脆いとは全く思わないけどね。体重ある人だと厳しいかもね。


(2012年……小さい子?……マネしてはいけません……いや、これで走ってるわけじゃないですよ……)


友人のメトロ。2006年モデル。

昨日フレーム破断の話をネットで書いたら俺のメトロは大丈夫か!?と質問を受けたので回答した。

このモデルはOEM用車だからフレーム形状に直接の関係があるかどうかわわからないけど、この形状ならビテスのような破断は無いだろう。同じ一本フレームのECO3や現行のRouteも同様。

やはり、ちょっとずつ進化しているんですね。大したもんだ。

疲労限界の高い鉄素材ならこの問題はそれほど深刻ではないのだろう。現在も継続しているクロモリのSpeedは現在に至るまでトップチューブ接合部に補強などはない。
※ただし、後三角との接合部分の位置は2003年当時より高くなっていて、現在はシートステイと直接接続する位置になっている。

Speed Falco | DAHON OFFICIAL SITE – ダホン 公式サイト

現在、ヤフオクで4件ほどウォッチ中です。
古いレストア向けのメトロを安く落札してスレッドステム時代のパーツを活かすか、いっそ新しいSpeedを程々のお値段で落としてしまうか。

過去の経験から言って、結局は8速モデルを丸ごと買ってしまった方がお買い得ってことはわかってるんだけどね。

しかしまあ、ビテス君とはたくさん無茶したよね。


入手したときの状態。


組み上げ。執念の手ポリッシュ。


フジロック、苗場。キャンプフル装備。


乗鞍。


一日で一番長い距離走ったのは、葛西臨海公園折り返しから軽井沢の街を周回して往復、終電逃して自走で帰宅。350km。4時に出て3時57分に帰宅したんだっけ。

ちょっと時間掛かるかもしれないけど、新しいフレームを載せ替えてまだまだこれからもよろしく頼むつもりだぜ、俺のDAHON号。

広告

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存

フォローする


コメント

  1. サイトコ より:

    いやあ、大往生すな。こんなにも色んなとこ行って、こんなにも愛されて。自転車冥利に尽きていることでしょう。ネクストマシン、良縁があるよう祈っております。

  2. marsrepublic より:

    ですねえ。
    でも写真貼って思ったんですけど、↑の箱根、苗場、乗鞍あたりが
    この自転車のハイライトじゃないですか。
    思い出深いですなあ。
    しかし、ネクストマシンっつーか気付いたら代わり映えのしないフレームが既になぜか2台手元に……
    (ちな先代:5,500円 今回:5,000円)