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タニシ日記

我が家には、10年以上ずっと一緒に暮らしてきた生き物がいる。でも、ずっと狭い家で暮らすのも良くない。今日は、そんな彼らを放しにいった。寂しかった。

その生き物とは、タニシである。
これはあまり人が書くことのないとてもシブい日記になるかもしれないが、しっかり記録に残して行きたいと思う。

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我が家のタニシ水槽。中央に小さなタニシが1匹見える。
もう、魚がいなくなってしまったため、新しく魚を買う時のために水草だけ生育している。娘の机の上にあるけれど邪魔だから小さな虫カゴに移してある。

全国のタニシファンの多くがそうであるように、ウチもべつにタニシを飼うことが目的でタニシと暮らし始めたわけではない。
地元に住んでいた頃からなんかしら水槽でお魚を飼っていて、金魚だったり、コッピーだったり、メダカだったりしながらずっと部屋の片隅にいたのだけれど、去年、いつの間にか最後のメダカがいなくなってしまって、気づいたら水槽の生き物はタニシだけになってしまった。

金魚やフナやメダカを飼ったことがある人はわかると思うけど、彼らはどこから入り込んでくるのかわからない。でも、気づくとなぜか増えている。
ペットショップでタニシ君だけ売っているけれど、彼らは買わなくても水草なのか、水槽の水なのか、どこからか突然やってくる。
一番多いときは大きく成長したタニシがたくさんいたけれど、メダカの数が減るごとにえさを上げる回数も水草も減っていって、最後まで残ったタニシも数が少なく、大きさも小さくなっていった。

メダカがいなくなってからはメダカのエサをあげることもなくなり、水換えもすることがなくなって、いよいよ小さな虫カゴも廃墟になりそうだった。タニシはまだ小さいのが居たけれど、急がないと全滅してしまいそうで、そうなる前に長い間我が家にいてくれた彼らを広いところに放しに行かねば行かねばと思っていたら、ある朝タニシが1匹も居ないような気がして慌てて1人近所の水路がある公園に向かったのです。

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バシャバシャ水をこぼしながら仙台堀川公園へ。
水は綺麗ではないけれど、とりあえず生き物はたくさんいる。
この日は平日の振替休日で、学校帰りの小学生が全力でザリガニを釣っていた。

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近所の小学生は大騒ぎですごい勢いでザリガニをゲットしている。
ここでザリガニを放しに来たのならば、せっかく放したのに速攻で奴らに捕らえられてしまうのではないかと心配するところであるが小さなタニシは大丈夫だと思います。

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恐る恐る水を空けてみたら、小さなタニシが3匹いた!
良かった、朝見たときは1匹もいなくなってしまって手遅れだったんじゃないかと。

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放します。長い間ありがとう。

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なんとなく、気持ちが落ち着きました。帰ろう。


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こうして、小さな我が家で暮らすのは、家族4人とハムスターのマロンくんだけになった。
とてもかわいい生き物なのであり彼にはどうか元気で長生きしてほしいと思います。


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